RENブロ

聖地巡礼や飲食店に行ったことなどを書いています。

隠れ家的なお店・新宿御苑前『御苑バル』でディナー

新宿御苑前駅近くの『御苑バル』で夕食を食べたという話。

 

足を運んだのは2018年10月31日水曜日の夜。

 

ハロウィンの日だし、仮装でもしよう。

…とまでは別に考えていなかったが、こういうイベントの日にはどこかのお店へ食べに行って、特別な気分を味わってみたい。

平日の真っ只中ではあるが、仕事帰りにご飯を食べに行こうと彼女に声を掛けて、一緒に行くことになった。

 

夜になると、恐らく渋谷駅周辺は仮装している人たちで埋め尽くされている頃。 

そんな騒がしい所には特に飛び込みたいとも思わないし、むしろ静かな場所がいい。

そう思ったので、東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅』近くのお店をチョイスして行ってみた。

新宿駅から二駅の場所で、新宿駅周辺と比べると人通りはだいぶ少なくなって、落ち着いた場所なのだ。

 

御苑バル周辺の様子・外観

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東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅』3番出口

御苑バルの最寄り駅。

新宿駅から幾分離れていることもあってか、混雑するほどの人通りはなく一定の静けさを保っている。

この辺りも新宿駅近辺同様に、ビルの建ち並ぶ都会的な雰囲気こそ持ってはいるが。

 

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御苑バルの入口

お店は2階にあり、階段を上がって入る。

単なる小さな雑居ビルといった出で立ちで、一見すると中に飲食店があるようには見えない。

着いた時点では営業の始まる前だったためか、看板が置かれていなくて通り過ぎてしまいそうになった。  

このビルで合っているのかどうか戸惑う。 

 

駅からお店のあるビルまでは徒歩30秒ほど。

新宿御苑前駅の3番出口から出て、右方向へ歩いた所にある。 

 

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落ち着いて外から2階の窓を見上げると『御苑バル』の張り紙がしてあるのが見えて、このビルで合っていることが分かった。

 

はてさてここだよね?と確かめているうちに、御苑バルのスタッフと思われるお兄さんが階段の前に看板を設置しに来て、また戻っていった。

我々も改めて階段を上がって入店することにした。

 

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2019年10月31日現在の写真を追加。

御苑バルは現在も同じ場所で営業を続けている様子。

階段のそばには看板が出ていて、「予約制です」という記述を確認。

この日だけなのか、営業日全てのことなのか定かではないが、お店に行く時は基本的に予約をしておいた方が良さそう。

 

11月には4号店がオープンするということで、お店の展開するエリアを順調に拡大していっている模様。

注文した料理・感想

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無事に入店。

まずはビールを注文。お通しとしてサラミと生ハムの盛り合わせが出てくる。

 

結構盛られてる!

これで2人前分。お通しとしては、出すものが贅沢でボリュームもあって嬉しい。

 

この日は事前に予約をして入ったが、今のところ他にお客さんはいない。

我々がこの日は一番乗りだった模様。

 

席はソファー席と膝の高さほどのテーブルが並ぶ。なんだかリビングルームにいるみたいだ。

 

店内はカジュアルな雰囲気で親しみやすい内装。

新宿御苑前駅周辺の静けさと同様に、この店内も静かで落ち着いていて居心地がいい。

 

店員さんが入るキッチンは客席との仕切りがなく、座りながら作っている様子が見える。

キッチンのそばには3人の店員のお兄さんたちが並んでいて、距離は近く感じる。

声を掛けたらすぐに気付いてもらえて、注文などがしやすい。

 

この日はハロウィンだったが、特にそういったテーマの装飾などはなく、通常通り営業をしている様子だった。

いつも通りに自分たちのペースでやってくれているようで、それはそれでこちらとしては落ち着いて食事を楽しめるなと思う。

 

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そうは言ってもやっぱりイベントの日なので、こちらでハロウィン的なものを用意して楽しむことに。

ハロウィンの格好をした北海の魔獣あざらしさん。

グレーさんという方が製作したLINEスタンプに出てくるキャラクターだ。

 

このキャラクターに彼女ともどもハマっていて、出掛ける時にはグッズのマスコットを毎度携えるようになっていた。

 

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追加でキノコのアヒージョを注文。

アヒージョにはバケットもセットで付いてくる。

 

アヒージョはゴロゴロと大きめのキノコが入っていてボリュームがある。

オリーブオイルの味加減も良好で美味しい。

バケットとの相性も良好で、浸して食べ始めたら止まらない。

 

美味しくなるようにあざらしさんたちが魔法でも掛けているのだろうか。

それとも自分たちが食べたいだけか。

 

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チキンカチャトーラを注文。

こちらにもバケットが付いてくる。

 

「カチャトーラ」という言葉はこのお店に来て初めて聞いた言葉だ。

Wikipediaで調べたら、「猟師風の」という意味のイタリア料理という記載があった。

 

料理の内容は鶏肉のトマト煮込みといったところ。

他にも色々と具材や調味料を加えていて、調和がちゃんと取れているように思う。

鶏肉は柔らかくて、こちらも美味しかった。

バケットにトマトソースを乗せて二度美味しくいただける。

 

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こちらはサーモンのカルパッチョ

 

今まで食べたことのあるカルパッチョは、ソースの味が強くてサーモンなどの味は控えめな印象だったが、御苑バルのものはサーモンの味がちゃんとするような仕上がり。

 

サーモンとソースとで調和がとれているような味わいで美味しかった。

カルパッチョがこんなに美味しいと思うのは初めて。

 

ある程度時間が経ってきて、店内には他のお客さんたちがどんどん入ってきて賑わい始めた。

 

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締めにチーズリゾットを注文する。

チーズリゾットはしっかり熱を加えられた熱々の状態でいただくことができた。

単にチーズを加えているだけじゃなくて、他にも調味料が合わさって工夫されていることが伝わるような味。チーズ臭さもしょっぱさもなくて丁度いい味加減。

これも結構食が進んだ。

 

今まで食べた料理が美味しくて、あざらしさんたちにもお裾分けをしてあげたくなるような気分だった。

まとめ

ハロウィンの喧騒とは全く無縁で、落ち着いて料理を堪能できるお店だった。

外観は小さな雑居ビルで地味な印象だったが、店内はオシャレで、注文した料理も美味しいものばかり。

所謂隠れ家的な穴場のお店を発掘できたように思える。

 

メニューの値段がリーズナブルなのも良かった。

飲み物が400~500円ほどで、一品料理系が500円~600円ほど。

メインになりそうなボリュームの料理ものは800円~900円ぐらい。

 

こじんまりとしたお店で全体の席数は多くはないので、行く場合は予約をしていった方が確実である。

 

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ハロウィンということでお菓子を用意して交換したり、置物を隅っこに並べて写真を撮ったりしてハロウィン気分を満喫させてもらった。

色々並べて遊んでしまったが、丁寧に対応してくれた店員さんたちには感謝したい。

 

もちろん料理の味もしっかり堪能させてもらい、美味しかった。  

ここにはまた行きたい。 

アクセス・営業時間

・住所

〒160-0022 東京都新宿区新宿1丁目7-3三栄ビル2F

・アクセス

東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅』3番出口から徒歩30秒

・営業時間

18:30~23:30

定休日:不定