『四ツ谷れば屋』という焼き鳥屋さんに入った話。
足を運んだのは4月13日土曜日夕方のこと。
四ツ谷は焼き鳥屋さんへ行くのを目当てに、電車に乗って何度も足を運んでいたりする。
美味しい焼き鳥屋さんを何軒も発見できたお気に入りの場所なのだ。
そもそも四ツ谷には『君の名は。』の聖地巡りをするために訪れるようになったのだけれども、都心にあるとは思えない閑静な街の雰囲気が気に入って、聖地となった場所以外にも周辺を色々散策して回るようになった。
その時に焼き鳥屋さんを偶然見つけて、入ってみたらその美味さにすっかり魅了されたという経緯がある。
↓『君の名は。』の聖地巡りをしたことについてはこちら
※2019年10月1日から消費税率引き上げに伴い、当記事にて掲載している写真及び文章で表記した価格については、現在変更されている可能性があります。予めご了承ください。
四ツ谷れば屋の外観、お店の周辺の様子
『四ツ谷れば屋』
お店に着いたのは17時30分頃。既に営業は始まっていたので入店。
予約無しの飛び込みだったけれども、席に空きがあったので案内してもらうことができた。
店内は若いお兄さんやお姉さんたちが元気に接客をしてくれる、活気のあるお店だ。
お店の周辺の様子を一枚。
お店の建物は写真の右側に。
四ツ谷駅から歩いて数分ほどの場所だが、駅から少し離れると一気に静けさが漂う。
店内へ、メニュー
この日は妹と共に店を訪れる。
席に着くと、まずは飲み物の注文を取ってもらえることになり、俺は生ビール、妹はオレンジサワーを注文する。
すぐに運んできてもらって乾杯。
お通しのしらすおろし。(お通し代は1人300円)
醤油をかけていただく。
おろし大根は甘みがあって美味しい。大根独特の辛さや臭みがなくて食べやすい。
お通しが美味しいと、テンションが上がってくる。
飲み物と合わせて注文したオニオンスライスが出てくる。
玉ねぎはシャキシャキしてみずみずしさのある食感だ。
玉ねぎの甘みに加えて、どさっと乗せられた鰹節の香りや、味付けされたポン酢が良いアクセントになっている。
れば屋のメニュー表。
れば屋は焼き鳥の種類がかなり豊富なのが特徴。希少部位を豊富に扱っていて、このお店に入ってから初めて見た部位も多い。
希少だからといって値段が極端に高いわけでもなく、1本140円~220円と、ほどほどに落ち着いた価格設定だ。
焼き鳥は1本から注文することができる。
まずは「はつ」「まく」「やげんなんこつ」の3種類2本ずつを注文することにした。
「はつ」が登場。
ここの焼き鳥屋さんは焼き上がった串から順に出してくれる。
いつも熱々の焼きたてを食べられるのが嬉しいところ。
熱々なので、焼いた肉ならではの香りがよく漂ってくる。口に運ぶ前から食欲がそそられるようだ。
このお店のはつはとろけるような柔らかさがある。且つ弾力性のある食感もほどほどにある。
ちなみにここのお店の焼き鳥は、基本的に塩味が出てくる。
塩味は主張し過ぎず、むしろはつの香りを引き立たせてくれるような、丁度いい塩加減だった。
左が「まく」で、右が「やげんなんこつ」。こちらも焼き上がって出てきた。
まくはコリコリとした歯応えのある筋の食感と、脂身のような柔らかみのある食感が組み合わさったような感じ。
やげんなんこつは、なんこつに肉がびっしり付いていて、ボリュームがある。
ふっくらと焼けていて美味い。
箸休めにきゅうりを注文。
添えられている味噌を付けて食べる。
きゅうりそのものが美味い。
みずみずしさがあり、甘みもある。
焼き鳥だけじゃなくて、ちょっとしたおつまみも美味しいのは好印象。
追加で焼き鳥を注文。
こちらは「アキレス」。
個人的には超おすすめの串。とにかく肉がでかい。
肉はふっくら焼けているし、とても柔らかいし、脂もよく乗っている。
大きくてボリュームがあるので、かじると口や鼻の中に目一杯鶏肉の香りが広がっていく。
焼き鳥の良い所がみんな詰まっている串なのではないかと思っている。
「さえずり」の串。
さえずりというだけに、鶏の喉元にあたる部位だ。
コリコリとした歯応えのある食感。小ぶりではあるがその中に旨みが凝縮されており、噛んでいくとどんどん旨みが出てくる。
「かわ」
れば屋のかわは、外側がカリっと焼けていて、歯応えのある食感になっている。脂っこさはあまり感じず、さっぱりしていて食べやすい。
再び箸休めで、冷奴を注文。
醤油をかけて食べる。
豆腐の食感がなめらか。豆腐そのものの香りが良くて美味い。
定番の「もも」
やはり鶏肉がふっくらしている。噛むと中からさらに旨みが出てくるのがわかる。
「ねぎ」が出てきた。
ここのねぎはボリュームがあり、串2本で支えるほど長いものが出てくる。
焼けたねぎの香ばしさと、よく火の通った甘みがしっかり出ていて美味い。丁寧な仕事をしているなあ。
熱燗をいただく。
おちょこは大きいサイズが出てきた。熱燗は大きいおちょこに注いでも約2.5杯分の量があった。
「ごろ」を注文。つくねのことである。
こちらはたれ味で出てきた。
つくねのふっくらとした肉の食感に、なんこつのこりこりとした食感が加わって良いアクセントになっている。
たれの味も甘過ぎずしょっぱ過ぎず、絶妙なバランスの味わいだ。
締めに鶏スープをいただいた。
濃厚な鶏の出汁が効いた鶏白湯スープだ。
スープはとろみがある。熱々の状態。
まとめ
焼き鳥はボリュームがあって食べ応えのあるものが多く揃っている。
焼き鳥以外のちょっとしたメニューも美味い。
店員さんたちの接客も活気があって気持ちが良い。
焼き鳥を食べるために四ツ谷に足を運んでも良いくらいオススメ。
営業時間、アクセス
『四ツ谷れば屋』
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目22−22 KRビル
営業時間:16:30~23:00
定休日:日曜日(月曜日が祝祭日の場合は日曜日も営業。その場合は月曜日が休み)
最寄り駅:四ツ谷駅
東京メトロ南北線:2番出口から徒歩3分
JR線:四ツ谷口から徒歩5分