RENブロ

聖地巡礼や飲食店に行ったことなどを書いています。

『天気の子』聖地巡礼。都内のロケ地・撮影場所に足を運んでみた。気象神社、のぞき坂、新宿駅周辺など

新海誠監督の新作映画『天気の子』が、2019年7月19日(金)から公開された。

そして2020年5月27日には、Blu-rayとDVDも発売される。

なんともめでたい。

 

今作の舞台は東京。

そのため、東京の都心部を中心に、様々な場所が聖地となっていることが判明している。

 

筆者自身も『天気の子』のロケ地・撮影場所へコツコツと足を運び、写真を撮ってまとめてみた。 

実際に足を運んだ時の現地の様子や、地図のリンクの貼り付け、最寄駅からのアクセスも可能な限り記載していく。

読者の方々が聖地巡礼や撮影をする際の参考になればと思う。

 

尚、この記事はネタバレ要素を含む内容となっている。  

映画館で本編を3回観に行った記憶、予告編の映像、天気の子とコラボしたCM、小説版の内容を元に、どの場所が舞台となっていて、どのような場面に出てきたのかを記述していく。

 

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後に映画のパンフレット第1弾、第2弾、天気の子公式ビジュアルガイドも入手。

これらも参照して、さらなる情報の補完をしていく。

 

さらに『天気の子』Blu-rayコレクターズエディションを購入。

映像の再生による検証や、特典として付属していた設定資料やAR台本に記載されていた情報などを元に今後も追記を行っていく予定である。

 

今作はロケ地の数が多いため、2つ目の記事を作成。

こちらは竹芝桟橋や芝公園、ルミネ新宿などをまとめている。

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代々木駅:代々木会館、JR東京総合病院、小田急線新宿1号踏切

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代々木会館

『天気の子』本編で冒頭からクライマックスまで度々登場する、“代々木の廃ビル”と呼ばれていた建物のモデル。

現在は既に解体されており、実物を見ることはできない。

 

茶色と白が交互に組み合わさり、全体的にすっかり古びた様子となっているのが特徴的。

映画本編で描かれていた建物も、これらの特徴が色濃く反映されている。

 

尚、陽菜がビルの外の非常階段を上っていく場面が登場しているが、非常階段は映画独自の設定となっており、実際の建物には存在しない。

  

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代々木会館の屋上の様子。

写真はJR線『代々木駅』の山手線内回りホームから撮ったもの。

 

映像では陽菜がくぐった赤い鳥居は架空の設定であるが、実際のビルの屋上にある給水タンクなどの構造物に関しては、映像との共通点が見られることが分かった。

 

2023年1月7日現在の様子。

代々木会館は解体後、新しいビルが建設されていた。

”代々木の廃ビル“ならぬ“代々木の新ビル”に姿を変えている。

 

・アクセス

JR線『代々木駅』南口から徒歩1分

都営地下鉄大江戸線『代々木駅』A2出口から徒歩1分

小田急線『南新宿駅』から徒歩5分

代々木駅西口の近くに、おひつに入ったご飯の食べられるお店がある。

ご飯の進むおかずが色々出てきてオススメ。

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JR東京総合病院

陽菜の母親が入院していた病院のモデル。

映画の冒頭の場面で、背景として登場していた。

場所は新宿駅と代々木駅の中間くらいに位置している。

 

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陽菜が病院から出る際に降りた階段。

 

・アクセス

JR線『代々木駅』北口から徒歩5分

都営地下鉄大江戸線『代々木駅』A3出口から徒歩5分

小田急線『南新宿駅』から徒歩6分

JR線『新宿駅』新南改札から徒歩7分

都営地下鉄大江戸線・都営地下鉄新宿線・京王新線

『新宿駅』A1出口から徒歩2分

 

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小田急線新宿1号踏切

病院を後にした陽菜が、晴れ間の差す代々木の廃ビルの方へ向かう際に渡った踏切のモデル。

踏切は陽菜が降りた病院の階段のすぐそばにある。

この踏切を越えて道なりに歩いて行くと、5分ほどで廃ビルのモデルとされる代々木会館の前に着く。

 

尚、踏切にある線路は新宿駅を発車する小田急線が通過していく。

各駅停車、急行、特急ロマンスカーなど、様々な種別の電車が行き来することから、遮断機が一旦下がると、なかなか上がらない様子がしばしば見受けられることがある。

 

そもそも巨大ターミナル駅の新宿駅の近くに踏切があること自体、個人的には意外だなと感じる。

 

 

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陽菜が踏切を越えた後の場面に出てきた、街の風景のモデル。

車道を挟んだ向こう側には代々木駅の北口のあるガラス張りの建物があり、さらに奥へ進むと、代々木の廃ビルのモデルになった建物がある。

新宿駅東口:JR新宿駅東口駅前広場、新宿アルタビジョン、歌舞伎町一番街のアーチ、MANBOO(マンボー)新宿靖国通り店、天下一品歌舞伎町店

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JR新宿駅東口駅前広場

本編の冒頭で、帆高が新宿に着いた直後の場面に登場。 

工事用のフェンス、フェンスの奥側にある茶色のオブジェ、ビックカメラをバックに、帆高が繁華街を目指して人混みの中を横切っていく様子が描かれた。

 

広場は新宿駅東口を出てすぐの所にある。

映像と同じように夜の時間帯に撮ろうとしたが、かなり混雑していたため断念。

次の日の午前中、広場が空いている時に改めて撮った。

 

映像では帆高の元へ次々と客引きが声を掛けているが、実際に新宿駅の前で堂々と客引きをしている人はあまり見掛けない。

それでももし遭遇して困ったら、新宿駅東口の近くに交番があるのでそちらへ駆け込もう。

 

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新宿アルタビジョン

帆高が家出をして新宿に着いた直後の場面に登場。

JR新宿駅東口駅前広場で見ることができる。

 

アルタビジョンは帆高、陽菜、凪の3人が家出を決行した際の場面にも出てきている。

この時は大雨特別警報のニュース映像が流され、東京の天気に大きな異変が生じている様子が描かれていた。

 

こちらは映像の時と同じ夜の時間帯に撮る。

人混みがすごいので、写真を撮るために立ち止まる時には、近くに人がいて接触の恐れがないか注意した方が良い。

 

・アクセス(JR線新宿駅東口の駅前広場まで)

『新宿駅』

JR線:東口を出てすぐ

東京メトロ丸ノ内線:A9出口を出てすぐ

『新宿三丁目駅』

東京メトロ丸ノ内線・副都心線・都営地下鉄新宿線:A1出口から徒歩5分

地下通路経由で新宿駅のA9出口から出ることも可能 

『西武新宿駅』

西武新宿線:正面口改札から徒歩5分

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歌舞伎町一番街のアーチ

帆高が初めて新宿を訪れた際の場面に登場。

アーチを潜れば、歌舞伎町の歓楽街の真っ只中へ飛び込むことになる。

飲み屋さんやカラオケ店が雑多に並び、基本的に人混みはすごい。

映像では某バニラ的な求人広告のトラックが通過する様子も描かれていて、初めて観た時はなかなか衝撃的だったことを記憶している。

 

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求人広告のトラックが通過してまさかと思ったが、別の会社のトラックだった。

 

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歌舞伎町一番街のアーチを潜ってからの場所も一枚。

アーチとユニカビジョンをバックに、帆高が新宿の街を彷徨い歩く場面もあった。

 

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MANBOO(マンボー)新宿靖国通り店

家出をした帆高が、シャワーや宿泊のために利用したネットカフェ。

映像では店頭の奥側にある歩道を、“白い犬を連れた奥様”が通り過ぎていく様子も描かれている。

 

・アクセス

『新宿駅』東口から徒歩5分

西武新宿線『西武新宿駅』正面口(歌舞伎町方面)から徒歩6分

地下道を経由する場合は、新宿サブナードの14番出口が最寄り。

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天下一品歌舞伎町店

帆高が警察官たちに呼び止められた時の背景に登場。

東京でのバイト先が見つからず、とうとうネットカフェの宿泊代の捻出にも困窮し、夜の歌舞伎町の街を転々としているところであった。

 

実際の歌舞伎町は、曜日を問わず日中から夜にかけて人通りが多い繁華街である。

通行人との接触などを避けるために、午前9時30分頃に足を運んで写真を撮った。

まだ開店前のお店が多い時間帯のため、人通りがかなり少ない状況で撮れた。

 

・アクセス

『新宿駅』東口から徒歩7分

西武新宿線『西武新宿駅』正面口(歌舞伎町方面)から徒歩3分地

下道を経由する場合は、新宿サブナードの7番出口が最寄り。

西武新宿駅:マクドナルド西武新宿駅前店、アタミビル、アタックビル前の路地

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マクドナルド西武新宿駅前店

帆高がコーンスープ1杯を頼んで身を寄せ、陽菜がバイトをしていたお店の場所はマクドナルド西武新宿店がモデルとなっていた。

映像では、この店舗の外観と客席、商品がほぼそのままの形で再現されて登場している。

 

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本編の映像に出てきていたのはこの角度。

靖国通りという大通りを背にして立つと、映像と同じような角度で店舗の外観を望むことができる。

 

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店内の場面は、4Fの客席がモデルとなっていた模様。

アルバイトをしていた陽菜が、帆高にこっそりビッグマックを差し入れする場面に登場。

 

映像では、客席内の窓からユニカビジョンやGUの看板が見える様子が描かれていることが確認できる。

いずれも高い位置に設置されている構造物であることから、店内の場面は4Fの客席がモデルになったのではないかと考えられた。

 

店内に入ったのは、2020年2月24日の朝8時30分頃。

人が少ないと思われる時間帯を狙って行ってみるとやはり空いており、店内の様子を観察しやすかった。

映画公開から半年以上経過している頃だったけど、店内の壁の模様やテーブルの模様などは、映像と同じデザインのものがまだまだ見られることがわかった。

 

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帆高が座っていたのは、写真の中央のやや左側にある四角いテーブル席。

ユニカビジョンの見える窓寄りの奥の方にある席で、白と黒のデザインの壁に沿った位置にある。

 

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4Fのカウンター席の窓からは、前作『君の名は。』に出てきたビル群の景色が見られる。

前作を観ている俺としては、天気の子に出てきた場所から前作に出てきた風景を一緒に見ることができて、感慨深いものがあった。

そんな気持ちを抱きつつ、朝マックのハンバーガーを頬張った。

 

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映画を観たら、なんとなくビッグマックを食べてみたくなった人もいるのでは。

俺もそのうちの一人である。

映画を観て数日経ってから、地元のマクドナルドへ駆け込んだ。

 

ちなみに小説版の35ページには、帆高がビッグマックを味わう様子が丁寧に記述されている。

思いがけない形で置かれたビッグマックを目にした帆高が、手に取って、そして味わっというモノローグが展開されており、ほんの数行の内容ながら読んでいるだけで結構美味しそうだと思った。

この辺を読みながら食べてみるのも、また一興。

 

ちなみにコーンスープについては、現在販売されていない模様(2019年9月16日現在)。

参照URL:マクドナルドのホームページ|メニュー

http://www.mcdonalds.co.jp/menu/

 

・アクセス

西武新宿線『西武新宿駅』正面口(歌舞伎町方面)から徒歩2分

『新宿駅』東口から徒歩7分

地下道を経由する場合は、新宿サブナードの3番出口が最寄り。

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アタミビル

警察官を振り切った後に帆高が潜り込んだビルのモデル。

帆高は後に「アメ」と名付ける子猫とここで出会い、カロリーメイトを分け与えた。

  

道路の端に立つと、なんとか映像の時のような角度で収められる。

すぐ後ろには別のビルの敷地があり、うっかりそこに入り込んでしまわないように気を付けよう。

 

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アタックビル前の路地

帆高が陽菜の手を引いて路地の向こう側へ走っていく場面に登場。

陽菜が“金髪の男”こと木村にスカウトされ、強引に店へ連れていかれそうになったところを、帆高が彼女を助けようととっさに割り込んで逃走を図った。

 

場所は先ほどのアタミビルのすぐ隣。 

 

映像に近い角度で撮る場合は、路地のほぼ真ん中に立つことになる。

日中の人通りは少なかったが、乗用車や荷物搬入のためのトラックが頻繁に路地を通過するので、あまりゆっくりとカメラを構えていられない。

足を運ぶ際は、周辺の状況に気を配った方が良い。

   

・アクセス(アタックビル・アタミビル)

西武新宿線『西武新宿駅』正面口(歌舞伎町方面)から徒歩5分

『新宿駅』東口から徒歩10分

地下道を経由する場合は、新宿サブナードの7番、9番、11番出口が最寄り。 

東新宿駅:ホテルセリオ(HOTEL SERIO)

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ホテルセリオ(HOTEL SERIO)

帆高がスカウトの木村に捕らえられる場面、そしてそれに抵抗するために拳銃で発砲してしまう場面のモデルとなった場所。

 

映像ではホテルの看板や石造りの塀など、実際のホテルにあった構造物が描かれて出てきていた。

塀の傍に置いてあった赤いカラーコーンや「駐車禁止」の立て札、割りと細かい部分まで描かれている。

 

尚、現地のホテルの名前は「SERIO」という綴りだが、映像だと「CERIO」となっている。

 

名前こそ微妙に違っているものの、現地にあったものをほとんど再現していると言っていいくらい細かい部分まで描かれていたことから、ここがモデルになったことは間違いない。

 

ちなみに現地のホテルは、入口が2つある。

「区役所通り」寄りと、「明治通り」寄りの両サイドに入口が分かれていて、モデルになったのは後者の方だ。

   

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で、当のホテル側も聖地巡礼スポットであることを張り紙で紹介していたりする。

 

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ホテルの近くに設置されている街灯も一枚。 

映像では、帆高の発砲した弾丸が街灯を直撃する場面があった。

 

映像と写真に収めたものを見比べてみると、街灯の形状や後ろにある電線の配置が似ていることを確認できた。

そのため、この街灯がモデルとなった可能性が高い。

 

ただし、映像ではスカウトの木村のすぐ頭上に街灯があるように見えたが、現地ではやや離れた場所にあるように見えた。

現地にあった街灯は、ホテルの前にある道路を挟んだ向こう側にあるためだ。

 

もしかすると、映像の方では木村の頭上に街灯が来るように調整していた可能性がある。

何かの構造物に直撃させることで、実弾が入っていることを視聴者の我々にも知らしめる演出のためではないだろうか。

 

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どの場面に出てきたかをまとめてみた。

看板や街灯の他、そこから少し離れた場所も映像に出てきている。

 

実際に足を運んでみたことで、このホテルとその近辺が物語の展開に組み込まれていたことがわかった。 

 

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映像に出てきてはいないが、ホテルの建物の外観の様子も一枚。

 

 ・住所

〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2丁目15−13

・アクセス

東京メトロ副都心線『東新宿駅』A1出口から徒歩3分

西武新宿線『西武新宿駅』北口から徒歩8分 

新宿駅西口:百人町一丁目歩道橋、都税事務所前の道路、新宿大ガード

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百人町一丁目歩道橋

刑事の安井がスカウトの木村を追いかける場面で登場した歩道橋のモデル。

場所は西武新宿線『西武新宿駅』とJR線『大久保駅』のほぼ中間ぐらいに位置し、「職安通り」という大通りを跨ぐ形でこの歩道橋が設置されている。

 

金網が張り巡らされた歩道橋の構造や、すぐ横をJR中央・総武線各駅停車が走る光景は、映像に出てきたものとほぼ一致していた。

 

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西武新宿駅寄りにある百人町一丁目歩道橋の階段。

映像では、木村がこの階段を降りて、安井からの逃走を続ける様子が描かれている。

 

階段には歩道橋の名称のプレートが設置されており、映像でもこの名称がそのまま描かれていたことから、場所を特定する際の手掛かりとなった。 

 

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新宿都税事務所前の道路

歩道橋の場面の直後に登場した道路のモデル。

映像では、木村が道路の奥の方へ逃走していく様子と、その後ろを刑事の安井が追っていく様子が描かれていた。

 

モデルとなった道路は歩道橋の階段を降りたすぐ横にあり、JRの線路に沿って真っすぐ伸びている。

真っすぐ行った先には、新宿大ガードや新宿駅がある。

木村はその新宿大ガード付近に行き着いたところで、もう一人の刑事である高井の待ち伏せに遭うこととなる。

・アクセス

『新宿駅』西口から徒歩10分

西武新宿線『西武新宿駅』北口から徒歩5分

都営地下鉄大江戸線『新宿西口駅』D5出口から徒歩4分

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新宿大ガード

刑事の安井と高井が、木村に路上で事情聴取を行った場所。

高架下の壁面に描かれた虹の模様やうさぎのキャラクターの絵が、映像でもほぼそのままの形で描かれていることから、この場所だと判断できる。

 

しゃがんだ状態で構えると、劇中に近い角度で撮れる。

大通りに面した通りではあったが、幸いにも人や車の往来はあまり無く、撮影はしやすかった。

 

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こちらは木村に事情聴取を行う高井がアップになるカットで登場。

高井が手に持っていたスマホの画面に映っていたのは、木村ともみ合いになった際の帆高であった。

 

写真左側のATMコーナーの表示や右側の看板の落書きが、映像でもほぼそのままの形で描かれている。

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同じく新宿大ガード。

劇中では大ガードの上を電車が行き交う場面が度々登場。

さらに終盤では、代々木の廃ビルを目指す帆高が堂々と大ガードの上を横切る。 

大ガードの下にいた通行人たちがその姿を目撃し、奇異なものを見たような様子が描かれていた。

 

・アクセス

『新宿駅』西口から徒歩7分

都営大江戸線『新宿西口駅』D3出口、D5出口から徒歩1分

新宿駅と新宿西口駅は地下道で直結しており、徒歩での連絡が可能。

西武新宿線『西武新宿駅』正面口(歌舞伎町方面)から徒歩3分

新宿駅:山手線の線路

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山手線の線路

映像では終盤の辺り。

帆高が山手線の線路に侵入し、代々木の廃ビルを目指して走る場面に登場。

新宿大ガードの上を走り抜けて、新宿駅に差し掛かった頃のカットで出てくる。

このカットは予告編にも登場している。

 

写真は山手線の車内から見えた景色を撮る。

さすがに自分で線路の上を走るわけにはいかないので。

池袋駅から山手線内回り(渋谷・品川方面)の先頭車に乗り込み、運転室のある前面窓を覗くと、映像に近い角度の景色を望むことができる。

 

左側にあるドコモタワー、右側にある台形型の新宿ミロードなど、位置関係が映像とほぼ同じ。

都営バスのバス停:新宿一丁目北バス停、曙橋バス停

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新宿一丁目北バス停

帆高が須賀の編集プロダクションを訪ねるため、都営バスに乗車して移動する場面に登場。

バス停の標識や屋根の構造が映像とほぼ同じであることや、Blu-rayの特典のAR台本では「新宿一丁目北あたり」 という記述もあったことから、このバス停がモデルになっていると考えられる。

 

映像では、このバス停を発車した直後に陽菜の弟の凪が初めて登場し、隣に座っていたアヤネとカップルのような会話をする様子が描かれた。

 

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バス停の様子をもう1枚。

近くに歩道橋があったので上ってみると、バス停全体の様子をこのように眺めることができた。

 

映像に出てきたものは、実物をほぼそのままの形で描いていたことが改めて分かる。

  

 ・アクセス

都営地下鉄新宿線『新宿三丁目駅』C7出口から徒歩7分

※急行は新宿三丁目駅を通過。

東京メトロ丸ノ内線『新宿御苑前駅』2番出口、3番出口から徒歩7分

 

バス停から新宿三丁目方面に歩いて5分ほどの所に、猫のいる喫茶店がある。

休憩や腹ごしらえに良かったら立ち寄ってみてはと思う。

値段はリーズナブル。

www.renstablog.net

 

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曙橋バス停

本編ではアヤネがこのバス停で降りて、入れ違いでカナが乗車し、凪の元へ向かうという場面に登場する。

映像に出てくるバス停の構造や風景は、ほぼ実物の通りに描かれている模様。

 

この時アヤネはバスの前側から降りて、カナは後側から乗車している。

実際の都営バスの乗降位置は逆で、前乗り後降りの順序である。

順序が逆だったのは、演出の都合によるものだろうか。

 

尚、この場面に出てきたバスの系統は実在する。

系統は「白61」。新宿駅西口から曙橋、須賀の名刺の住所にも書かれていた山吹町を通っていく。

 

 ・アクセス

都営地下鉄新宿線『曙橋駅』A2出口から出てすぐ

※急行は曙橋駅を通過。

A2出口を出て右側の「天丼てんや」の目の前にバス停がある。 

帆高が乗った都営バス「白61」系統の車内

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都営バス「白61系統」の車内

実際に都営バスにも乗車してみた。

新宿駅西口のバスターミナルから乗車。

ちょうど帆高が座っていたのと同じ座席に座ることができた。

窓から見えている場所は、曙橋バス停付近。

 

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座っている席の左側のすぐ近くには、バスの後ろ扉がある。

映像ではカナがこの扉から乗ってくる場面があった。

 

実際の都営バスでは、後ろ扉は出口となっている。

 

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『山吹町』のバス停に停車する案内表示。

帆高はこのバス停で降りて、須賀の事務所を訪ねたと思われる。

須賀の名刺に書かれていた住所の地名だ。

電車だと、東京メトロ有楽町線『江戸川橋駅』が近くにある。

 

尚、山吹町のバス停を降りてからの様子や事務所については、この後に江戸川橋駅や神楽坂駅の項目を設けて記述しているので参照してみてほしい。

 

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天気の子と都営バスがコラボしたポスター。

映画公開後から2019年9月30日まで、主に都営地下鉄の各駅に掲示されていた。

江戸川橋駅:山吹町バス停、地蔵通り商店街(帆高が須賀の事務所を訪れた経路?)

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山吹町バス停

映像では直接描かれていないものではあるが、帆高はこのバス停を降りて、須賀の事務所へ向かったと考えられる。

 

バス停には須賀の名刺に書かれていた「山吹町」という文字がはっきりと表示されており、かなりテンションが上がったものだ。

 

そして以下の事実を並べることにより、このバス停からの経路がモデルになったのではないかと推測することができる。

小説版にも手掛かりとなる記述があった。

  

・帆高の乗っていたバスが都営バスの「白61」系統であること。系統は実在するもので、本編の映像に出てきた都営バスにもはっきりと系統名が描かれている。

 

・小説版の38ページには、帆高がバスを降りた後に「下町めいた商店街を歩いた」という記述があること。山吹町バス停の付近にも「地蔵通り商店街」という通りがあり、小説版にあった記述との共通点が見られる。

 

・山吹町のバス停から事務所のモデルとされる場所までは、徒歩でも問題ない距離だったこと。実際に歩いて確かめたところ、10分ほどで事務所のモデルとされる場所に到着できた。

 

・本編の映像で、帆高が坂道を上って須賀の事務所に向かう様子が描かれていたこと。実際に山吹町のバス停から歩いて向かうと、映像と同様に坂道を上っていく形で事務所のモデルとされる場所に着く。 

 

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地蔵通り商店街

小説版に記述のあった「下町めいた商店街」のモデルになったと考えられる場所。

山吹町のバス停から、大通りを挟んだ向かい側にある。

 

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商店街は下町と言われればそんな雰囲気を持つような、年季の入ったお店が数多く軒を連ねている場所だった。

 

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真っすぐ進んで商店街を抜けていくと、「水道町」という信号のある交差点につき当たる。

この交差点を右折してさらに真っすぐ進むと、やがて上り坂に入り、須賀の事務所のモデルになったとされる建物に辿り着くことができる。 

 

・アクセス(山吹町バス停まで)

東京メトロ有楽町線『江戸川橋駅』1b出口から徒歩3分

神楽坂駅:須賀の事務所のモデル、赤城坂、セブンイレブン新宿築地町店前

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須賀の事務所のモデル

神楽坂駅付近に、須賀圭介が経営している編集プロダクション「K&Aプランニング」の事務所のモデルになったとされる建物がある。

 

建物の構造を見てみると、階段を下っていく半地下の構造、タイル模様の外壁、外壁に取り付けられたパイプの配置など、映像との共通点をいくつか確認することができた。

 

また、天気の子公式ビジュアルガイドには事務所の設定資料が掲載されている。

設定資料では全体的な建物の外観、周辺の道路や近隣の建物の外観などが描かれており、この場所がモデルになったと思われる共通点がいくつも見られた。

 

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2019年9月29日来訪時の建物の様子。

建物の壁が黒く塗られ、カフェがオープンしていた。

 

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建物のそばにあった立て看板には、映画「天気の子」の舞台になったと書いてある。

どうやら須賀の事務所のモデルになった建物だと判断ができそうだ。

「A&K」は須賀の編集プロダクションの名前をもじったものと考えられるし、カブの絵も描いてあるし。

 

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赤城坂

事務所は赤城坂の途中にある。

映像では、帆高が坂道を上って事務所へ向かう様子が描かれていた。

 

ちなみに事務所のモデルになった建物の住所は「新宿区築地町」である。

帆高が須賀からもらった名刺には「新宿区山吹町」という住所が記載されていたが、場所の設定に関しては架空である模様。

ただし、山吹町の地名自体は実在しており、築地町から北西方向に向かった場所に位置する。

駅だと東京メトロ有楽町線『江戸川橋駅』が近い。

  

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セブンイレブン新宿築地町店前(※現在は閉店)

夏美、帆高、須賀の3人が横に並んで雨の中を歩いている場面に登場。

須賀の事務所のモデルとされる場所から、赤城坂をさらに下った所にある

 

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赤城坂は東京メトロ東西線『神楽坂駅』1番出口が最寄り。

赤城神社のすぐ隣にあるローソンの角にその坂道がある。 

 

ローソンの角を右折すると赤城坂の下る道に入る。

この坂を下っていくと、事務所のモデルになった建物や坂道のある風景の場所まで行くことが出来た。

 

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ちなみに赤城神社の境内にはカフェがあって、カレーのランチセットを食べたことがある。

聖地巡礼中の休憩スポットになると思う。

 

・アクセス

東京メトロ東西線『神楽坂駅』1番出口から徒歩3分

東京メトロ有楽町線『江戸川橋駅』4番出口から徒歩7分

都営地下鉄大江戸線『牛込神楽坂駅』A3出口から徒歩10分  

高円寺駅:気象神社 

気象神社 

須賀圭介と夏美が取材のために訪れた、天井に雲龍画のある神社のモデル。

ただし、雲龍画は架空の設定であるため実在はしない。

 

モデルになった気象神社は「高円寺氷川神社」を本社としていて、その境内の中に祀られている神社だった。 

高円寺氷川神社の入口となる大きな鳥居をくぐり、向かって左手側に気象神社の参道がある。

場所は高円寺駅の南口から徒歩3分ほどと、駅の近くにあってアクセスがしやすい。

 

気象神社に掛けられている下駄型の絵馬。

映像では、須賀と夏美の取材に応じた神主が気象にまつわる話をしている場面で、絵馬のカットが挿入されている。

 

予告編の映像でも度々出てきており、下駄という独特な形であることも相まって、個人的には天気の子の映像の中でも印象深いカットの一つだ。

 

映像ではたくさんの絵馬が掛けられている様子が描かれていたが、実際に気象神社を訪れた時も、同様にたくさんの絵馬が掛けられているのを見ることが出来た。

天気の子っぽい様子が見られてよかったなと。

 

映画公開後の2019年7月20日にも来訪。

こちらは高円寺氷川神社の社務所の中。

社務所に入ると、まずは巨大なてるてる坊主がお出迎えしてくれる。

 

社務所の建物は高円寺氷川神社の入口の鳥居をくぐってから右手側にある。

一般の人も立ち入ることはできて、ここで下駄絵馬を授与してもらうことができる。

他にお守りやおみくじも扱っている。

 

出迎えてくれた巨大なてるてる坊主の横には、主役の声を演じていた二人の名前の書かれた下駄絵馬が掛けられていた。

 

この神社が『天気の子』の映画製作の取材に協力していたことが窺える。

映画を見てから行くと、なかなかテンションの上がる出来事であった。

ちなみにカラフルなてるてる坊主は、氷川神社で授与をしているおみくじ付きのお守りである。

 

てるてる坊主のお守りを授かった。

お守りを入れてくれた袋には「気象神社」と「氷川神社」の印字。

さらに気象神社の印字の上には、小さな晴れマークも付いていた。

顔が描かれていてかわいい。

 

後日、再び参拝しに行き、気象神社ステッカーを授与してもらう。

社務所でお守りと共に取り扱いを行っている。

 

・アクセス

JR中央線『高円寺駅』南口から徒歩3分

※土日・祝日は中央快速線が通過するダイヤとなっているので注意。

 中央・総武緩行線または東京メトロ東西線直通列車のみ停車する。

 

・参拝時間

 4~9月:早朝~17:30

10~3月:早朝~17:00

上記以外の時間は閉門して立ち入り不可。

参拝時間は本社である高円寺氷川神社のものに準拠。

 

高円寺氷川神社・気象神社のホームページ

https://koenji-hikawa.com/

都庁前駅:高層ビル群

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高層ビル群

帆高、陽菜、凪の3人による「お天気ビジネス」の日々が始まった場面に登場。

陽菜の祈りによって晴れ間が差し、ビルの下から上へ突き上げるように太陽光が反射していく様子が描かれた。

 

東京都庁からハイアットリージェンシー東京というホテルにかけて続く陸橋の上から新宿駅方面を向くと、映像と同じような角度で撮ることができる。

・アクセス

都営地下鉄大江戸線『都庁前駅』A7出口から徒歩1分  

『新宿駅』西口から徒歩10分

雑司が谷駅:のぞき坂

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のぞき坂

映画公開前から流れていたCMや、プロモーション映像等に度々登場していた傾斜のある坂道。

モデルになったのは、東京都豊島区高田にある「のぞき坂」である。

 

映画本編では、帆高、陽菜、凪の3人が「お天気ビジネス」の日々を送る場面で登場。

陽菜の祈りによって、坂道の上から下った先へ一気に晴れ間が差していく様子が描かれた。

 

写真は歩道に立った状態で、劇中とほぼ同じ角度で撮影することができる。

ただし、撮影する時は周囲の状況に注意した方がいい。

すぐ後ろは交通量の多い目白通りに面しており、この坂道にもそこそこ車の往来があるため。

 

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のぞき坂の手前には、坂道の傾斜を表す標識がある。

標識に書かれた「22%」という数字は、100m進む間に22mの高さを下っていく傾斜であることを表すらしい。

参照URL:道路標識でよく見る「勾配〇%」 「角度」じゃなくて「%」の意味は?

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1706/21/news142.html

 

坂の上から景色を見てみると、坂の下にある建物の4階辺りは優に見下ろすことができた。

実際に足を運んでみると、かなりの高低差があることを体感できる。
 

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のぞき坂を下りた場所から見た時の様子。

階段やエスカレーターがあった方がいいんじゃないかと思うほど、急な角度に見える。

 

試しに坂道を下りてからまた上ってみたが、傾斜がある所で立った姿勢を維持するために足の筋肉をかなり負荷が掛かっているなという感覚があった。

日常的に運動でもしていないと、この傾斜を移動するのはきついかも。

 

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尚、のぞき坂は天気の子とクーリッシュのコラボCMにも登場していた。

CMを観たら、なんとなくクーリッシュを味わいたくなった人もいるのでは。

筆者もそのうちの一人である。

 

ちなみにクーリッシュは本編の映像にも登場。

浅草の雷門の場面で、凪がクーリッシュを持っているのを確認することができた。

  

・住所

〒171-0033 東京都豊島区高田2丁目12−21

・アクセス

東京メトロ副都心線『雑司が谷駅』3番出口から徒歩1分

JR山手線『目白駅』から徒歩10分

都電荒川線『鬼子母神前駅』から徒歩4分

都電荒川線『学習院下駅』から徒歩3分

 

のぞき坂へ写真を撮りに行った時に、お昼ご飯を食べに入ったお店。

ランチの定食で出てきたおかずやご飯が美味しかった。 

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高島平駅:都営地下鉄三田線の車内、高島平団地(立花冨美の移住先のモデル?)

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都営地下鉄三田線の車内

代々木の廃ビルでの一件から二年半後、帆高が立花冨美の移住した団地を訪ねるため、都営地下鉄三田線に乗車している場面が登場。

高島平駅に到着する様子が描かれた。

 

尚、帆高が三田線に乗っていると判断できるのは、高島平駅がその路線のみ停車する単独駅であることから。

 

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三田線沿線の施設をまとめた車内広告。

映像では三田線に乗車中の帆高の後ろの方に描かれていた。

帆高が三田線に乗っていることがはっきりと分かる手掛かりの一つ。

 

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劇中では「次は、高島平、高島平です」と、自動アナウンスが流れていた。

ちなみに三田線は、志村坂上駅を過ぎた途中から終点の西高島平駅までが地上区間となっており、高島平駅はその区間の途中駅である。

映画の最後の方で東京都心部の多くは水没してしまったが、三田線のこの区間は地上区間であったことから、水没から免れることができたのかもしれない。

 

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高島平団地(立花冨美の移住先のモデル?)

高島平駅の南側のすぐそばには高島平団地があり、三田線の車内からも団地の建物が並ぶ様子が見える。

以下の事実を並べてみることにより、立花冨美の移住先のモデルは高島平団地ではないかということが推測される。

・映像で帆高が高島平駅に到着する場面が描かれていたこと

・小説版において「団地」という記述があったこと

・映像では立花冨美が高層階に住んでいると思われる景色が描かれていたこと

・高島平団地は最高で14階建ての建物があり、高島平駅周辺の他の建物の中でも比較的高層であること

 

田端駅:田端駅南口、南口付近の歩道

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田端駅南口

帆高が陽菜の自宅を訪れるために下車した駅で、田端駅南口から出る様子が描かれている。

改札は駅員のいない無人改札で、都心を走るJR山手線や京浜東北線の駅とは思えないような、こじんまりとした外観である。

反対側にある北口改札には駅員さんが配置されており、駅ビルが併設されていて規模が大きく、都会らしい雰囲気が出ているのだが。

 

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南口付近の歩道

帆高が田端駅南口を出た直後の場面に出てくる。 

そしてラストで帆高と陽菜が再会する場面にも。

田端駅の南口を出ると、すぐ目の前がこの歩道となっている。

 

新幹線が通過する高架橋、その奥にある「あみ印」と書かれた看板や、スーパーマーケットの「maruetsu」の看板が手掛かりになる。

映像にも出てきた緑色の「E5系新幹線」がなんとかタイミング良く走ってきて、写真に収めることができた。

  

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南口付近の歩道の別の視点。

須賀からの依頼を終えて帰宅した際、陽菜が帆高に晴れ女の宿命を打ち明けようとする場面で登場していた。

 

f:id:RENSTA:20190822181655j:plain歩道のすぐそばにある街灯も映像に出てくる。陽菜が晴れ女の宿命を打ち明けようとした矢先に、その兆候が表れ始める場面に出てきていた。

  

・アクセス

JR田端駅南口から出てすぐ 

おわりに

『天気の子』の本編では、主にJR山手線圏内を中心に、東京都内の実在する場所がたくさん出てきていることが分かった。多分一日では回りきれないほど。

 

そして実際に足を運んでみると、本編の映像でほぼ忠実に都内の風景が描かれていることもあってか、やはり映画のストーリーの世界に入ったような気持ちになったり、彼らの行動や心情を推し量ってみたり、ついつい様々な思いを巡らせている。

なんの変哲もないはずの住宅街や、駅、公園などが特別な場所に思えてくる。

 

今後もロケ地となった場所に足を運び続けて、写真の追加、追記をしていこうと思う。

  

 

 

『天気の子』関連で、過去に企画された様々なコラボ商品やイベントについてまとめた記事。 

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『天気の子』本編を鑑賞した記事。

追加料金を払って、IMAXシアターで観てみた感想。

『天気の子』の世界に入り込んだような臨場感があってオススメ。

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新海誠監督の前作『君の名は。』のロケ地についての記事も作った。

ラストシーン等に出てきた須賀神社や四ツ谷駅周辺についてまとめている。

こちらの作品も鑑賞したことがあれば、併せて参照していただきたい。 

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さらに前作の『言の葉の庭』のロケ地についての記事もある。

映像に出てきた新宿駅周辺、新宿御苑、千駄ヶ谷駅周辺についてまとめている。 

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