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聖地巡礼や飲食店に行ったことなどを書いています。

江戸川区球場で高校野球を観戦。アクセス・入場料・売店などについてまとめてみた。東東京大会2回戦 板橋ー城東の試合

江戸川区球場へ高校野球の観戦に行ってきた。

この記事では、球場までのアクセスや入場料、売店等の設備のことを書いていく。

その後は球場内の様子や、観戦した試合の状況についても触れる。

  

球場へ足を運んだのは2019年7月9日。

この日は高校野球東東京大会の2回戦、都立板橋高校と都立城東高校との試合が行われた。

 

江戸川区球場の情報

両翼:90m

センター:118m

収容人数:4,000人

スコアボード:あり(センター方向に電光表示板を設置)

夜間照明:あり

売店:球場内にあり 

お手洗い:球場内にあり 

 

参照URL:江戸川区球場のホームページ

https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e028/kuseijoho/gaiyo/shisetsuguide/bunya/sportsshisetsu/edogawakyujo/index.html

江戸川区球場は、高校野球の夏の大会・東東京大会で毎年使用されている球場のうちの1つ。

例年、1回戦からベスト32ないしベスト16までの試合がこの球場で開催される。

ベスト8以降の試合は全て神宮球場で開催されるのが通例。

 

夏の大会の他にも、秋季大会や春季大会の試合もこの球場で開催されることがある。 

 

東京都の高校野球の大会の日程については、下記の東京都高校野球連盟のホームページで確認することができる。

東京都高校野球連盟のホームページ

https://www.tokyo-hbf.com/  

最寄り駅・アクセス

・アクセス

住所:〒134-0088 東京都江戸川区西葛西7丁目2−1

東京メトロ東西線『西葛西駅』南口から徒歩5分

駅から球場までは十分に徒歩圏内で、アクセスは良好。

 

球場の近くにはコンビニエンスストアがあり、予め飲み物や食べ物などを買っておくことができる。

また、ファミレス等の飲食店が駅から球場にかけて点在しており、観戦前後に食事を済ませるといったこともできる。

 

入場料・入場券売り場

入場料(2021年7月2日現在)

一般:1000円

学生:500円(高校生・大学生)…学生証の提示が必要

中学生以下:無料

入場料は高校野球東東京大会・西東京大会で開催される全ての球場で共通の料金となっている。

但し、東京ドームで開催される試合については料金体系が異なる模様。

 

秋季大会、春季大会開催時も同様の料金。

 

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入場券売り場

入場券売り場は、球場の外のバックネット裏方向にある入口付近に、窓口が1箇所設置されている。

売り場には順番待ちの列が出来ていた。

 

窓口は1箇所だけなので、対戦する高校の組み合わせ次第では、さらに長い列ができることも考えられる。 

 

ちなみに窓口での入場券販売の対応や、球場内に入る際の入場券の半券切りは、それぞれ大会に参加している高校生たちが行っていた。

高校野球の大会は、こうして高校生たちにも支えられて成り立っているんだなあと。

球場の売店

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売店は球場内の2階にある。

2階から一塁側スタンド方向に向かって歩くと、売店が設置されているのが見える。

 

売店では焼きそば、おにぎり、カップヌードル、菓子パン、菓子類、アイス、アイスコーヒー、ペットボトル飲料、缶飲料、酒類を扱っていた。

 

値段はコンビニと比べると全体的に割高。

それでも、神宮球場の売店にあった商品の値段と比較すると、だいぶ安い方ではあるのだが。

 

尚、観客席を回って販売する売り子さんはいないので、必要ならばこの売店を利用するか、予め球場の外で買って用意するかということになる。 

 

実は売店の存在に気が付いたのは試合を見終わった後のことだったので、今回は何も買わなかった。 

 

やきそばが250円だったので買って食べたかったな。

何の装飾もないパックに詰められただけのシンプルな焼きそばを、外の空気を感じながら味わって食べられることが、結構楽しかったりするし。

カップヌードルも250円で売っていたけど、もしかしたらこの球場で食べるカップヌードルって美味しいんじゃないかなとか思ったり。

 

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販売をしてくれているのは、地元の人たちだろうか。

売店は全体的に素朴な雰囲気が出ていて、これはこれで味わい深いものを感じる。

 

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売店のさらに奥へ行くと、自動販売機もある。

球場内に設置されているものながら、定価で販売されている。

なんだかとても良心的に思えてくる。

というのも、プロ野球チームが使用するような規模の球場に入ると、定価より高い価格に設定されていることがあるからだ。

500mlのペットボトル飲料が1本250円とか。

球場内の様子

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3階まで上がると、座席の並ぶスタンド内に入ることができる。

座席はバックネット裏を起点に、一塁側と三塁側のそれぞれのスタンドへ続いていくような形で並ぶ。外野席は設けられていない。

全席が自由席となっている。

 

球場入りしたのは試合開始の15分前。

席は所々空きがあったので、座る場所を探すのに特に手間取ることはなかった。

 

ちなみに一塁側と三塁側の席は、金網の高さが低いので、試合中の打球が飛び込んできやすい。プレーが掛かっている最中はよそ見をしない方がいい。

バックネット裏の席は防球ネットがしっかり張られているため、小さいお子さん連れで入る場合など、特に安全に配慮する必要がある場合には、その席に座ることをお勧めする。

 

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選手たちがプレーするグラウンドの様子。

内野は土、外野は天然芝の環境となっている。

球場の周辺は、大きな集合住宅が立ち並ぶ様子が見られる。

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スコアボードは、電光表示型のものがセンター後方に設置されている。

予選の大会では各選手の名前は表示されず、ポジション番号のみが打順順に表示される。

ピッチャーの球速を表示する機能は設けられていない。

 

三塁側は都立板橋高校。

板橋は2018年の秋、2019年の春と続けて都大会の本選に出場。

春はその本選で1勝し、徐々に成績を上げている高校だ。

 

スタンドには応援をする野球部の部員たちの他に、保護者の人たちや野球部のOBと思われる人たちが応援のために集まって賑やかだった。

 

俺もこの三塁側の席に座って観戦することに。

実は母校だったりするので。

 

一塁側は都立城東高校。

1999年と2001年の夏に東東京大会を制し、甲子園に出場した実績のある高校だ。

毎年上位進出が期待される学校であり、2018年秋の都大会本選ではベスト8に進出している。

部員数は100人を超える。

スタンドにはユニホームを着た野球部員たちや、応援Tシャツを着た人たちがたくさん集まり、城東カラーが全面に出ていた。

大人数で一体感があって、見た目からして強そう。

板橋ー城東の試合を観戦

試合は両校のエースが先発。

左側は板橋高校の黒岩君(3年)、右側は城東高校の原川君(3年)。

試合は投手戦となり、1点を争う好ゲームが繰り広げられた。

 

2-0で板橋高校がリードして迎えた8回表、城東高校の攻撃。

代打で出てきた関根君がソロホームランを打って2-1とする。

 

江戸川区球場は試合中にホームランが出ると、電光表示のスコアボードを使って「HOME RUN!!」の表示をする演出がある。

 

それにしても、城東の選手層の厚さを思い知らされる場面だった。

ベンチに控えていた選手からホームランが出てくるとは。

部員100人以上の中から選ばれた20人の選手たちだもんな。  

 

それでも、板橋高校が後続を断ち切ってリードを守り切り、ゲームセット。

強豪校を撃破したのであった。

 

youtu.be

試合終了の瞬間の動画。

最後は城東のバッターが右中間に上げたフライを、板橋のライトがセンターと交錯しそうになりながらも捕球してアウトを取った。

 

城東の応援の迫力がすごかった。

負けたら3年生たちは引退だし、必死さが伝わってくる。

 

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試合終了後は整列。 

 

試合に勝った板橋の選手たちの方が泣いていた。

応援に来ていた人たちも。

そして俺も。

 

板橋側のスタンドは感動の涙を流す人たちで溢れていた。

まさかこんな状況に立ち会えるとは思わなかった。

 

とても感動的な試合をありがとう。

 

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板橋高校の黒岩君の投げっぷりは見事だった。

球威、制球力共に優れ、打たせて取るピッチングで城東高校の打線からゴロやフライを量産して得点を許さなかった。

そんな黒岩君の好投に、周りの選手たちもしっかりとした守備で応えていたのが印象的だった。 

 

球場の外に出ると、入場口付近にスコアを記載したホワイトボードが設置されていた。

本当に板橋が城東に勝ったんだなあと、改めて実感する。

 

おわりに

江戸川区球場は駅から近くてアクセスが良く、球場付近には買い物のできそうなお店が揃っているし、球場内にも売店があるので、気軽に観戦のできる環境が整っている所だなと思った。

今後もこの球場で大会の試合が開催されることがあれば、母校の試合に限らずまた足を運んでみたい。

  

 

神宮球場で準々決勝を観戦した際の記事もある。

観戦しに行く機会があれば、こちらもよければ参考に。