横浜の『ティールーム霧笛(むてき)』というカフェで、コーヒーとかぼちゃケーキをいただいたという話。
足を運んだのは2020年2月23日日曜日。
この日は妹と共に横浜界隈を散策。
昼は横浜中華街にあるお店でランチをする。
その後は徒歩で「港の見える丘公園」まで移動し、今度はティータイムにしようということに。
今回入ったお店は、この公園内にあるカフェだった。
この記事では、港の見える丘公園の様子、店内の様子、感想などについて書いていく。
お店は港の見える丘公園の高台に
「港の見える丘公園」は文字通り、高台から港の風景を望むことのできる公園だ。
公園内の高台まで上がると展望台があり、港の風景を広範囲に見渡すことができる。
この日は天候が良く、港の奥側にある横浜ベイブリッジまでよく見えた。
今回立ち寄った『ティールーム霧笛』も、この高台へ上がった所にある。
なので、公園に入ったら展望台のある高さまで上っていく必要がある。
中華街から歩いてきた我々は、公園に入ったら階段を上って展望台までやってきた。
階段は段数が多くて一気に上がることは難しく、途中で休憩を挟みつつなんとか。
徒歩で向かうとなかなかの運動量になる。
電車の駅からだと、歩いて向かう時の負担がいくらか軽減できる。
みなとみらい線の『元町・中華街駅』が最寄り駅で、6番出口(アメリカ山公園口)が港の見える丘公園に最も近い出口。
6番出口は高い位置にある出口で、ホームからエレベーターもしくはエスカレーターで移動できるので、高台まで歩いて上る距離が短くなるためだ。
展望台からさらに奥へ進んだ所には、バラの花壇や噴水がある。
その噴水の向こう側にある洋風の建物が、ティールーム霧笛のある場所だ。
ティールーム霧笛の外観
ティールーム霧笛の前へ。
一目でカフェと分かるような派手な看板や装飾は無いけれど、テーブルと椅子が並んでいるのを見て、なんとなくここがカフェかな?という感じで目に留まった。
カフェは「大佛次郎(おさらぎじろう)記念館」という展示施設に併設されたものである。
記念館とカフェの入口は別個になっているので、カフェのみの利用もできる。
また、店名となっている「霧笛」は大佛次郎の小説タイトルにちなんで命名したものらしい。
参照URL:大佛次郎記念館|ティールーム霧笛
http://osaragi.yafjp.org/tearoom_muteki/
近くまで行くと、明朝体の「霧笛」の文字がやけに際立って見える。
装飾があまり無いからなのか。視線が文字の方へ誘導されていくみたいだった。
シンプルだからこそどんな様子か気になって、目の前に来て確かめたくなるのかもしれない。
営業中の札が出ていて、どうやら中に入れそう。
階段を数段上がった所に入口の扉がある。
あまり混んでないといいのだが。
店内に入ってみることに。
店内の様子
入店すると、席にはまだ余裕がある状況だった。
店員さんから空いている席へどうぞといった形で案内を受ける。
入口はこんじんまりとしていたけれど、中に入ると案外奥行きがあるなという印象。
且つ入る前は格式高そうな雰囲気を想像していたが、実際に入ってみると親しみやすさの感じられる内装だった。
座席は店の奥にカウンター席が数席。
他は4人掛けのテーブル席や、まとまった人数の座れる大きなテーブル席が並んでいる。
店内の写真をもう一枚。
窓際にあるテーブル席は、窓から港の風景を望むことができるようだ。
また、店内では雑貨の商品の販売も行われている。
お店の入口を入ってすぐの所に、猫の絵柄の雑貨が棚に並べられているのを見掛けた。
着席しているテーブルに置かれていたポップ。
ブレンドコーヒーとのセットで、ポップに書かれているかぼちゃケーキを頼んでみることにした。
ブレンドコーヒー&かぼちゃケーキの感想
・ブレンドコーヒー550円(税込)
・かぼちゃケーキ330円(税込)…セットの値段。単品は550円(税込)。
食器の絵柄が展示品みたいにオシャレ。
コーヒーは苦味が際立つ特徴の味。
酸味はあまり感じなかったと思う。
コーヒーは苦い味を好む俺としては、このコーヒーの味は好きな部類に入る。
甘い物を食べたら苦い物が欲しくなるので、デザートとの相性はいいと思った。
あとは香りが濃厚。
たくさん歩いてそこそこにエネルギーを費やしていたので、コーヒーの香りを鼻に通した時にはかなり癒された。
かぼちゃケーキは、外側はほどほどに弾力のある生地。
内側は柔らかく、口に運んだ時に滑らかな食感が広がっていく。
かぼちゃを使用していることもあってか、甘さはほんのりとした感じ。
さっぱりとした味わいで食べやすい。
食べやすいので一気に食べ進めてしまいそうになるが、大事大事に、フォークで少しずつ切って口に運ぶ。
そして合間にコーヒーを飲むと「く~~っ!堪らん!」となる。
良いティータイムになっているというわけで。
創作性に富むテーブルの置物の数々
砂糖の入った器。
展示施設に併設されているからなのか、テーブルにある入れ物、置物も創作性に富んだものが揃う。
テーブルに置いてあるこの札の絵は、どうやら切り絵らしい。
カフェのスタッフの人が、カッターで切り出した手作りなんだとか。
このケーキも美味しいんだろうな、とお店に行った当時はそんな感じで見ていたくらいで気付かず。
記事を書く時に、お店のホームページを見て初めて知った。
こりゃあすごい。
霧笛に来たら、こういう手作りの要素もあるので必見。
メニューだけでなく目で見て楽しい要素もある。
内装もゆったりくつろぐことができる空間になっていて、良い休憩時間になった。
階段を頑張って上ってきた甲斐はあったなと。
自主的にぬいぐるみの置物を設置して一枚。
お店の情報
・住所
〒231-0862 神奈川県横浜市中区山手町113
・アクセス
みなとみらい線『元町・中華街駅』6番出口(アメリカ山公園口)から徒歩8分
JR根岸線『石川町駅(元町・中華街)』南口から徒歩20分
・営業時間
10:30~18:00
・定休日
月曜
※月曜祝日の場合は翌日が休み
・大佛次郎記念館ホームページ