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聖地巡礼や飲食店に行ったことなどを書いています。

人形町の早朝から営業している喫茶店。『珈琲の店 都亜』でモーニングセットをいただいてきた。

人形町にある喫茶店『珈琲の店 都亜(つあ)』でモーニングセットをいただいてきたという話。

足を運んだのは、2023年12月2日土曜日。

 

この日は妹と共に、日本橋人形町の辺りを散策することに。

せっかくなので、現地でモーニングセットをいただける喫茶店も開拓したいなと。

 

お店は事前にグーグルマップで調べて見つける。

人形町駅周辺を「喫茶店」「カフェ」でキーワード検索すると、たくさんのお店がヒットしてきた。

しかしながら、チェーン店を除くほとんどのお店が足並みを揃えるように土日休み。

営業していても9時からとか10時からとか。

そんな中で、今回のお店が土曜日の早朝の時間帯にも営業していることが分かったので、行ってみることに。

 

お店の外観・周辺の様子

珈琲の店 都亜

お店の外観。

渋い色味で、年季の入った街の喫茶店という雰囲気がにじみ出ている。

いいな、こういう感じの雰囲気。

お店の営業開始は朝6:30からと、とても早い。

平日と、土曜日も例外ではなく同じ時間から営業。

 

我々がお店に着いたのは朝7:10過ぎ。

お店の中が暗くて「やってるのかな?」と少し心配になったけど、入口の近くには「OPEN」の札が下がっていて、近くまで行くと店内の明かりがついているのが見えて、ちゃんと営業していることが分かった。

 

お店の前に設置されている看板。

レトロな喫茶店らしいデザインとシルエット。
店名の漢字は「つあ」と読む。

最初に見た時は「とあ」と読むと思っていた。

 

ちなみに看板の店名の上に書かれている「チモトコーヒー」を調べてみると、1927年創業の歴史のあるコーヒーメーカーのようだ。

独特なデザインのイラストも、そのメーカーのもの。

アルゼンチンからコーヒーの焙煎技術を日本に持ち帰り、東京の四ツ谷で焙煎を始めたのだとか。

chimoto-coffee.co.jp

 

離れた場所からの様子。

お店は「麻業会館」というオフィスビルの1Fにある。

そのビルの一角にすっぽりと収まり、植木に囲まれてひっそりとした感じで、隠れ家や穴場のお店といった雰囲気が漂うなと。

周辺は他にもオフィスビルが立ち並び、この通り自体もひっそりとした様子だった。

 

ひっそりとはしているが、立地にはとても恵まれている。

まず、地下鉄の人形町駅A6出口から徒歩2分ほどと、鉄道からのアクセスがしやすい。

人形町駅周辺は老舗の商店が軒を連ねていて、日中になると観光客でとても賑わう場所だ。

 

また、お店のすぐ近くには、頻繁に参拝客の行列ができている小網神社がある。

さらに10分ほど歩けば、日本橋駅や三越前駅の界隈にも行ける。

そんな我々も、今回は三越前駅から歩いてやってきた。

店内の様子

お店に入る。

店内も渋い感じの、全体的に落ち着いた色調。

 

奥行きがあって、まとまった数の席数がある様子。

席は主にテーブルと椅子の席が並び、壁側がソファーになっている席もある。

お店の奥側にはカウンター席もあった。

 

各テーブルには灰皿が置いてあり、席で喫煙もできるようだ。

喫煙者にはありがたいスポットかも。

 

席の間に仕切りが付いているのがいいなと思った。

仕切りがあると、個人やグループの空間をある程度保てる感覚が出てきて、居心地の良さにプラスになるのではないかと。

 

別の角度からも。

壁にメニューとかカレンダーが貼ってあると、親しみやすさを感じられる喫茶店という雰囲気があって良い。

 

土曜日で早朝の時間帯ということもあってか混雑することはなく、ずっと空いてて快適。

こういうのが早起きして行くことの醍醐味というか、忙しなさとは無縁の、のんびりとマイペースで過ごせる感じで良かった。

 

来店してくるお客さんは、これから出社するのかなという人たちがちらほら。

土曜の早朝でも利用する人たちが一定数いて、お店を開けることで、この近辺で働いている人たちを支えてくれている側面もあるのかなと感じる。

 

ちょうど我々が座った席の近くには、雑誌や新聞がずら~っと並べられていた。

こういうアイテムがあるのも、喫茶店らしさを感じる。

 

横に並べられるていると壮観で、最新の世の中の情報をひと通り揃えてくれているみたいな。

それぞれ表紙が見えるように並べられていて親切。

何のタイトルがあるか一目で分かって、気軽に手に取って読みやすい感じがする。

 

スポーツ紙を手に取って、競馬の情報を一緒に眺めた。

兄妹で府中の競馬場を見物しに行ったことがあって、それ以来競馬のニュースに関心が出てくるように。

紙面を見ると、着順を予想するために必要な細かい情報がたくさん載っていることに驚く。

メニュー表

メニュー表。

食事のメニューが豊富。

パスタやハンバーグ、グラタンといったボリュームのある食事から、トーストやサンドイッチなどの軽食が揃う。

お目当てのモーニングセットも左下に記載されている。

 

ドリンクやデザートのメニューも。

こうやってメニューを眺めてみると、モーニングの他にも色んな楽しみ方ができそうだ。

 

モーニングのメニューを見る。

食事はサンドイッチかトーストのセットか、飲み物もいくつかの種類から選べるようになっている。

これ迷うんだよな、良い意味で。

選ぶ楽しみがあるっていいよね。

 

今回は以下を選んで注文。

・モーニングサービス

トースト(コールスロー、卵焼き付)+ブレンドコーヒー550円

値段が安い。

モーニングセットをいただく

モーニングサービス:トースト、コールスロー、卵焼き、ブレンドコーヒー

これは…!心の中で感嘆の声を上げる。

ワンプレートで色々乗ったモーニング。見ていて楽しい。

値段が550円と手頃な割りに、ボリュームがあってかなり良心的に思える。

とてもありがたい。

 

トーストはふわふわした食感。

卵焼きは焼き加減と味が良くて美味い。

コールスローのドレッシングの味も美味いなと。

ただ掻き集めたものではなく、それぞれ魅力を感じる仕上がり。

 

ブレンドコーヒー。

飲む前に香りをすーっと鼻に通すと心地良い感じがする。

個性があって、美味しくて飲みやすいコーヒーだった。

感想

レジに配布用のカードがあったので持ち帰る。

土曜日の朝7時からでも、営業中で入れてありがたい。

お店は昔ながらの街の喫茶店らしさを感じられる要素がところどころにあって魅力的。

モーニングは値段が手頃で、ボリュームも十分にあってコスパがいいなと思った。

 

店内は早朝ならではの静けさがあり、喫茶店の雰囲気やモーニングをじっくり堪能できたなという感じもした。

 

早朝からやってて、空いてて、手頃な値段のモーニングがあって穴場のお店だなと。

人形町や日本橋エリアを散策したい時の、いいお店が見つかってよかったなと思う。

お店の情報

●珈琲の店 都亜

・住所

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1丁目1−10 麻業会館1F

・アクセス

東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「人形町駅」A6出口から徒歩2分

東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」8番出口から徒歩6分

・営業時間

[月~金] 6:30~17:00

 [土]  6:30~14:00

定休日:日曜日・祝日・8月中の土曜日

営業時間の情報は、メニュー表や、店内に配布されていたカードより。

・お店のアカウント(Facebook)

https://www.facebook.com/coffee.tsua