それは10/20(土)の事であった。
この日は連れと共に下北沢へ。ここで開催されている、とある謎解きのイベントに参加した。
下北沢駅周辺を歩いて回りながら謎を解きつつ、お昼を食べられる所を探していたところ、ちょうど謎解きの問題が掲示されている所に飲食店があった。
※2019年10月1日から消費税率引き上げに伴い、当記事にて掲載している写真及び文章で表記した価格については、現在変更されている可能性があります。予めご了承ください。
なんだこの階段は!?
「モナレコード」というお店。謎解きに関係する掲示が写っているので、写真は一部加工。
おんがく食堂と銘打っている。
ランチとドリンクのセットは700円から。さらにケーキを付けても999円からという手頃な値段設定に惹かれて、2階へ上がってみることにした。
上がっていった先にどんな空間が広がっているのか。上がってみなければわからない感じがワクワクして楽しいというか。
2階が主に飲食をするスペースになっており、そこにはCDを販売しているコーナーが設けられていたりもする。
あとは3階にもフロアがあり、小規模なライブを開催できるスペースがあったりする。
おんがく食堂と銘打っているだけあって、音楽的な要素を併せ持ったカフェなのである。
2階の店内はテーブル席と座敷の席がある。入店した時は空席に余裕があってテーブルと座敷のどちらに行っても良いとのことだった。
せっかくだから、俺はこの座敷の席を選ぶぜ!
カフェで座敷の席があるのは珍しいと思ったので、この席に座ることにした。
入口の階段は狭くて薄暗かったけど、店内は明るく清潔感のある空間が広がる。座敷席はゆったりした雰囲気。
カフェなのに靴を脱いでご飯が食べられるって、なんだか贅沢な感じ。
注文はガパオライス、飲み物はホットコーヒーを頼むことにした。店頭のメニューに惹かれたのに任せてケーキもセットで注文することに。
先にコーヒーが出される。
ほどほどに苦味が感じられて、全体的にはあっさりとしている。コーヒーの味が主張し過ぎず、食事をしながらいただく時には丁度いいぐらいかも。気軽に飲める味。
砂糖の入った容器が卵形なのが面白かったので一枚。
メインのガパオライスが登場。コールスローのサラダも付いてくる。
目玉焼きと挽き肉とご飯の組み合わせは大変に魅力的。
挽き肉は特徴のある味付けで、ご飯とよく合う。
ただ、目玉焼きも一緒に食べるとちょっと薄味になってくるかなと。
挽き肉がもっと濃いめに味付けされていれば、よりご飯の進む味になっていたのではなかろうかと思う。
ボリュームは控えめ。後でケーキを食べることを考えれば丁度いいぐらいかな。
セットのケーキは完熟バナナのベイクドタルトを選ぶ。
パイのような食感に、バナナの香りが口の中でいっぱいに広がって美味しい。
キャラメルソースのかかった生クリームとの組み合わせも良し。
ケーキうめえ。ケーキのために取っておいたコーヒーとも合う。
甘いのと苦いものの組み合わせは、俺の中では抜群のハーモニーを奏でる。
お店に入ったのは土曜の12時台だったけど、満席になるほど混むことはなかった。
外から様子は見えないし、入口が薄暗くて狭いから、初見の人からすると入りにくいのかな。逆に言えば穴場かもしれない。
むしろ下北沢は薄暗い階段を上がっていくようなカフェを見かけることが多い。ある意味下北沢っぽさを味わっているとも言えるかも。
座敷席の居心地は良かった。座席一つ一つのスペースは広めに取られていたこともあり、ゆったりできた。
のんびりご飯を食べるなり、ちょっと休憩がてらお茶をしたりするには良い場所だと思う。
食事をしてゆったりくつろぐことができて、エネルギーのチャージはできた。連れと共に店を出たらまた下北沢の街へ。謎解きをするためにぐるぐる歩き回るのであった。
『モナレコード おんがく食堂ライブスペース』
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目13−5
営業時間:月~金 12:00~24:00
土・日・祝 11:30~24:00
定休日:無休
最寄駅:下北沢駅
小田急線 南西口から徒歩5分
京王井の頭線 東口から徒歩5分