高田馬場にある『Cafe CIELO(カフェ シエロ)』というお店でケーキセットを頂いてきたという話。
足を運んだのは2020年3月15日日曜日。
なんとなくどこかを歩いて回りたい気分だったので、JR山手線の目白駅から高田馬場駅にかけて散策する。
高田馬場駅の前を通り過ぎたところで、せっかくなのでまだ歩いたことのない場所へ行ってみようと、どんどん歩き進めていた折に今回のお店を見つけたのだった。
最寄り駅は高田馬場駅
写真は高田馬場駅「早稲田口」付近の様子。
目白駅から歩いてきて、ここに行き着く。
高田馬場駅は、JR山手線、西武新宿線、東京メトロ東西線が停まる駅である。
お店はここから「BIGBOX」や「ドン・キホーテ」に挟まれた上り坂になっている通りを、JR山手線の『新大久保駅』方面へひたすら真っすぐ歩いて行ったところにある。
電車で直接向かうならば、山手線と西武新宿線の場合は「早稲田口」よりも「戸山口」という改札から出る方がお店には近い。
東西線で行く場合は、早稲田口付近にある3番出口が最寄りとなる。
お店の外観・メニュー表
『Cafe CIELO』の入口付近の様子。
初めてこのお店の前を通り掛かった時には、入口の右手側にあるガラス張りの席が気になって思わず足を止めた。
お店から出っ張るような形の席で、まるでテラス席みたいだ。
周辺は高田馬場駅からどんどん離れていったこともあって、人通りもお店の数も減ってだいぶ落ち着いた場所となっている。
正直こんな場所にカフェがあるなんて、思ってもみなかった。
何も無さそうな雰囲気だったので、そろそろ高田馬場駅まで引き返して帰ろうかなと考えていたぐらい。
店頭にドリンクのメニュー表が設置してあったので、値段はいくらかなと見てみる。
値段は比較的手頃なものが揃う。
チェーン店のコーヒーショップの値段とさほど変わらない。
ここも何かのチェーン店なのかな?と思いきや、後でネットで調べたら個人でやってるお店のようだった。
ドリンクメニューのすぐ横には、ケーキセットのメニューの立て看板も設置してあった。
ケーキとコーヒーまたは紅茶のセットで、税込み650円。
こちらも比較的手頃な値段設定だと思われる。
ガラス張りのテラス席みたいな場所が気になったのと、値段が手頃だと思ったのでお店に入ってみることに。
で、入ったらケーキセットを注文してみよう。
駅まで引き返そうかと考えていたことは、すっかりそっちのけになった。
店内の様子
気になっていたガラス張りの席の様子。
席は横並びのカウンター席となっている。
窓ガラス、照明、テーブル、イスのデザインは都会的で洗練された雰囲気があって、なかなかオシャレな空間になっているなと。
ケーキセットを注文したら、このカウンター席に座ってみよう。
座席の近くに行ってみると、「NO DESK WORK」の表示があった。
なんだろう、勉強とか仕事はしちゃいけないってことかな?
2020年7月11日来店時に確認。
「お客様にお願い」という旨の札が、客席のテーブルに設置してあったのを見つける。
店内でのパソコン、事務作業、学習、ベビーカーの持ち込みはご遠慮願いますとのことだった。
コーヒーの味や、恐らくケーキとかパンの味も純粋に楽しんでいってほしいという、お店の方針なのだと思われる。
ガラス張りのカウンター席の他には、このようなテーブル席が並ぶ。
奥行きがあって、席数はまとまった数が揃っている。
店内は全体的にコーヒーショップのチェーン店のようなカジュアルな雰囲気を感じさせつつ、喫茶店のようなレトロな雰囲気も合わさった感じ。
椅子はコーヒーショップのような簡易的な作り物や、ゆったりできそうなソファーのような椅子が並んでいた。
テーブルも大きいもの、小さいものとある。
座る場所によって、雰囲気も居心地もコロコロ変わっていきそうな、なんだか色んな形の席が並んでいる様子だった。
ちなみに店内は全席禁煙となっている。
また、パソコンが禁止されていることもあってか、電源・Wi-Fiの設備は無し。
別の日にテーブル席を利用した時の様子を一枚。
2020年3月20日来店時。
注文方法
注文はお店に入ってすぐの所にあるレジで行う。
先に会計をして、その場で商品を受け取って自分で席まで運ぶという流れ。
支払い方法は現金のみ。
セルフサービス方式のチェーン店でよく見掛けるような注文方法だった。
スターバックスやドトールコーヒーなどを利用したことのある人はお馴染みだと思う。
俺はケーキセットを注文するため、まずはお店の中に入ってすぐの所にあるケーキの並ぶショーケースの前に立って品定め。
ケーキをどれにするか決まったらレジへ行って、お店の人にケーキセットを注文したい旨を伝える。
それからホットコーヒーと、注文したいケーキの名前を伝えて会計をした。
会計後はコーヒー、ケーキともに店員さんがトレーの上に乗せて用意してくれた。
そしてコーヒーとケーキの乗ったトレーを受け取って、自分の座りたい席へ運んでいくという流れで注文を終える。
ケーキが並べられているショーケースの様子。
2020年6月14日来店時に撮影。
一番下の段にはサンドイッチやサラダも並ぶ。
サンドイッチとサラダに関しては、近くにあるトレーの上に自分で手に取って乗せてから、レジまで持っていって会計をする。
こちらも2020年6月14日来店時に撮影。
ケーキの並ぶショーケースのすぐ隣には、いくつかの種類のパンも並ぶ。
注文を終えて、気になっていたカウンター席を陣取ることができた。
ケーキセットをいただいた感想
コーヒーとケーキのセット650円(税込)
ケーキの種類は「ブリストル」というものを選ぶ。
スポンジケーキに生クリームという、いかにも”ケーキ“といった組み合わせと、色々な種類のフルーツの挟まったカラフルな見た目が気に入って選んだ。
ケーキは大きくてボリュームがあったし、スポンジの生地もクリームも滑らかで美味しかった。
フルーツが色々入っていたこともあって、色んな味がして楽しめた面もあった。
コーヒーの味はチェーン店並みといったところか。
濃厚で香り豊かとまではいかなかったが、普通にコーヒーだなという感じの味。
デザートのお供としては十分なクオリティではないかと思う。
大きいカップにたくさん入っているのがいいなとも思った。
カウンター席からの眺めと利用してみた感想
座ってみると、正面も横も窓ガラスになっていて外がよく見える。
窓ガラスは天井から足元まで大きく張られている構造なので、開放感がかなり感じられる空間だった。
天井もガラスになっていて空模様を眺めることもできる。
外のテラス席にいるみたいな気分だ。
室内にいるから、天候や寒暖の影響を受けない形で外の景色を眺めて楽しむことができるというわけで。
目の前は景勝地が広がっているわけではなく、歩行者や車の行き交う道路があって日常的な光景が広がる。
むしろ、その日常的な光景からガラスを隔てる形で、自分だけちょっと特別な空間にいるというのが面白いのかも。
コーヒーとケーキの味を楽しみつつ、時折景色をぼーっと眺めて無心になることもあって、かなりくつろぐことができた。
こういった席の利用ができてケーキセットが650円というのは、かなりお手頃ではないかと思う。
居心地が良かったので、その後もこのお店には度々足を運ぶようになった。
お店の情報
・住所
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1丁目31−8
・アクセス
JR山手線『高田馬場駅』戸山口から徒歩4分
西武新宿線『高田馬場駅』戸山口から徒歩4分
東京メトロ東西線『高田馬場駅』3番出口から徒歩6分
東京メトロ副都心線『西早稲田駅』2番出口から徒歩10分
・営業時間
[月~金]8:30~20:30
[土日祝]9:00~19:30
・お店のTwitter公式アカウント