東京駅から行けるビジネスホテルに泊まったという話。
泊まったホテルは『相鉄フレッサイン東京京橋』という所。
ホテルまでは東京駅の他に、地下鉄の宝町駅や京橋駅からも行ける。
宿泊した期間は2022年4月29日(金)~5月1日(日)で、2泊3日間の滞在。
宿泊しようと思ったきっかけは、このホテルに以前から宿泊したことのある妹からの勧めにより。
予約の手続きは妹がしてくれて、それぞれの部屋を確保してもらった。
最寄り駅
最寄り駅はJR線の東京駅。
ホテルまでは、八重洲中央口を出てから徒歩11分ほどで着く。
八重洲中央口の直下には八重洲地下街があり、しばらくその中を通っていくという手もある。
地下街なら駅前の人混みや信号待ちを回避して、ある程度ホテルに近付いた所から出られる。
地下街の24番出口がホテルに最も近い出口で、そこからホテルまでは徒歩7分ほど。
また、地下街は飲食店やカフェが営業しているので、食事や休憩を挟んでからホテルへ向かうという場合にも活用できる。
今回はこの東京駅で降りてから宿泊先へ。
当日は東京駅構内にある飲食店でお昼を食べたり、日本橋三越の中にあるカフェでお茶をしたりするなど、東京駅周辺で雰囲気を観光的なことを楽しんでから宿泊先へ向かった。
都営地下鉄浅草線の「宝町駅」も最寄り駅。
A6出口が最寄りの出口で、ここからホテルまでは徒歩2分ほど。
東京メトロ銀座線「京橋駅」も最寄り駅。
4番出口が最寄りで、ここからホテルまで徒歩3分ほど。
地下鉄の各駅の方が、東京駅よりも近くてアクセスはしやすい。
ホテルの外観・周辺・入口
ホテルの外観。
上品で小綺麗な造りの建物だ。
ホテルの周辺は小さな雑居ビルが多く並び、人通りはとても少ない。
東京駅とその近辺はとても混雑していたが、それと比べるとこの周辺一帯は随分と静かで大人しい。
東京駅から10分以上かけて歩いていくと、様子はだいぶ変わってくるものだなと。
部屋に入って休むことを考えると、その環境には恵まれていると思う。
あまり騒がしくない場所だったことから、実際部屋にいた時にも安心感があったし。
また、立地にも恵まれていると思う。
日本橋や銀座界隈がいずれも徒歩10分前後で行ける距離にあるので、観光や買い物などがしやすい。
ホテルの入口。
ここから入ってフロントへ行き、チェックインの手続きをする。
フロントは2Fにあるため、入口を入ったら奥へ進んだ所にあるエレベーターに乗って上に行く。
チェックインの手続き
今回の宿泊は15時にチェックインし、2泊して11時にチェックアウトという内容。
まずはフロントへ。
エレベーターを出ると、すぐ手前にホテルのスタッフの人が待機しているカウンターがある。
チェックインに関しては、そのカウンターの奥側に設置されている専用の端末で手続きが可能だ。
手続きが終わると、端末から自分が泊まる部屋のルームキーが出てきて、そのまま宿泊を開始できる。
チェックアウトに関しても、同じ端末を操作して手続きが可能だ。
ルームキーを端末に差し込むと回収されて、チェックアウト完了となる。
ただし、今回は俺だけ端末ではなく、フロントにいるスタッフの人の所へ行ってチェックインすることに。
妹が部屋を2つ予約してくれていたことが関係していたようで、予約者以外の人は書類の記入が必要とのことだった。
記入が終わると、スタッフの人から直接ルームキーを渡してもらえる。
ちなみにルームキーは、エレベーターで客室のある階へ移動する際にも必要。
エレベーター内でルームキーをかざすと、階数のボタンが押せるようになっている。
客室内の様子
客室内の様子。
扉を開けて入ると、すぐ目の前に机やベッドが並ぶ。
広さはこじんまりとしたものだが、1人で過ごすのには十分な広さ。
部屋の中は清潔感があり、居心地の良い雰囲気を感じる。
客室の種類は「EXPRESSシングル」という部屋。
部屋の広さは12.7平方メートル。
室内はWi-Fiが無料で使える。
ちなみに浴槽が無く、シャワー室となっているのも特徴。
そのシャワー室は部屋の奥側の白い扉を開けた所にあり、トイレや洗面台と共にスペースが設けられている。
客室の奥まで行ってから、反対側を向いた時の様子。
ハンガーや荷物置き台も設置されている。
客室の扉のすぐ横にあるので、外出して戻ってきた時にすぐ上着を掛けたり荷物を整理したりできて便利だ。
室内の照明を操作するボタン。
ベッドの枕元に設置されていて、3箇所の照明を操作できる。
すぐ下にはコンセントと、スマホ1台を置けるスペースもある。
照明のボタンは、「ベッド灯」と「デスク灯」がそれぞれベッドと机の真上にある照明のことで、ONとOFFの操作が可能。
もう一つの「ナイトランプ」のボタンは、枕元にある小型の照明を操作するためのもの。
ボタンでONとOFFの操作が出来る他に、上にあるつまみを回すと明るさの調整もできる。
机周り。
ノートパソコンやすぐ横に飲み物を楽に置けるくらいの、ゆとりのある広さだった。
電源やLANケーブルの差込口も設置されている。
また、机は収納できるスペースが多かったのがいいなと思った。
引き出しや収納スペースが何箇所もあったので、ゲーム機とか部屋の中で使うための物と、時計や財布とか外出で使う物とで用途を分けて収納ができる。
おかげで机の上はすっきり片付いた状態で使えることが多かった。
室内のスペースも限られていることから、収納できる場所が多いとそれだけ自由に使える空間も増えるのでありがたい。
机の下にはミニ冷蔵庫。
厳密には冷蔵ではなく保冷用の機械。
冷蔵するほどの冷却機能はないとのことだったが、ペットボトルや缶の飲み物はちゃんと冷たくなっていたので、特に性能に不満は感じなかった。
トイレと洗面台のあるスペース。
明るいし清潔感があるし、なにより広い。
一人用の部屋のトイレにしては、随分とスペースを取ってくれているなと。
実際にトイレで座って用を足した時も、目の前の壁まではある程度空間が出来ていたので、狭苦しさを感じずに安心して使うことができた。
後ろを振り返るとシャワー室がある。
シャワー室は人が一人入れる程度のコンパクトな造りの為、仕切りの扉を閉めると狭く感じる。
その狭さが人によっては気になるかもしれない。
俺は、そのコンパクトなのがいいなと思った。
シャワー室の中で歌うのが面白かったので。
狭いから大きな声を出さなくてもよく反響してくれる。
なので、シャワーする時は毎回何かしら歌う。
いつの間にか歌うのが目的でシャワーを浴びることもあった。
ビュッフェ形式の朝食
朝食はビュッフェ形式。
ホテルと直結している1Fのレストランが朝食の会場となっている。
朝食がとれる時間は午前7:00~10:00(ラストオーダー9:30)。
料金は1,100円(税込み)。
朝食を希望する場合は、2Fのフロントで朝食券の購入が必要。
当日の朝、フロントにいるスタッフの人に申し出ると購入できる。
支払い方法は、ホテルの公式サイトによるとキャッシュレス限定とのこと。
クレジットカードまたはQRコード決済。
俺はQRコード決済のPayPayで支払いをした。
ちなみに妹は現金で決済ができたそうな。
しかしながら、公式サイトでキャッシュレス限定とアナウンスしていることから、現金以外の決済手段を予め用意しておく方が確実と思われる。
参照URL:朝食|京橋駅近くのホテル 相鉄フレッサイン 東京京橋【公式】
https://sotetsu-hotels.com/fresa-inn/kyobashi/breakfast/
朝食の会場となっている1Fのレストラン。
入口は外にある扉から。
もしくは、エレベーターで1Fに下りるとレストランと直結した通路があるので、そこからも入店できる。
レストランに入ったら、朝食券をスタッフの人に渡すと食事を始めることができる。
席はテーブル席と窓に面したカウンター席があり、自分で空いている場所を見つけて座るという形。
さあ食事を開始だ。
欲張って色々な料理を取って、やんちゃな盛り方をしてしまった。
店内の料理は、和食と洋食のそれぞれ色んな種類が並んでいた。
他に飲み物はジュースや、お茶、コーヒーが揃っていて、ホットやアイスも選んで飲める。
料理はどれもクオリティが高くてとても美味い。
欲張ってたくさん取ったけど、美味かったので余裕で完食出来た。
特にお気に入りだったのはスクランブルエッグ。
柔らかくてふっくらしてて、バターの香りが良く効いている。
おかわりでカレーライスも。
ソーセージと、お気に入りのスクランブルエッグをトッピングで加えて。
ビュッフェ形式って、自分で好きなようにトッピングして食べられるのもいいよね。
カレーもきちんと完食したよ。
結構お腹に溜まったけどな。
次の日も朝食券を買って、レストランで朝食をいただく。
今度はさっぱりしたものを中心に。
おかわりもする。
やはりお気に入りのスクランブルエッグも加えて。
写真を並べて振り返ってみると、朝食だけで結構な量を食べていたんだなと。
自販機・電子レンジ・ランドリーのスペース
ホテル内には自販機などが設置されているスペースがある。
場所は2Fで、エレベーターを出て左へ進んだ所にある小さな部屋の中にある。
自販機のすぐ横には製氷機もあって、プラカップの中に氷を入れて自分の部屋まで持って帰ることができる。
奥側にはランドリーの機械がある。
自販機の飲み物。
コーヒー、ジュース、お茶と、各種満遍なく揃っているようなラインナップ。
値段は道端で見掛ける自販機と変わらないくらいの、普通のお値段。
野球場とかテーマパーク施設みたいに、特に吊り上げられているということはない。
支払いは現金と、SuicaやPASMOにも対応。
お酒の自販機もある。
ビール、ハイボール、チューハイ、カップの日本酒が揃う。
右上には柿の種の入ったおつまみも売っていて、なんだかラインナップが豊富。
値段はコンビニとさほど変わらないくらいで買える。
こちらの自販機の支払いは現金のみ。
電子レンジも2台設置されている。
自販機のすぐ向かい側に置いてあった。
夕飯用に日本橋高島屋の地下にある成城石井でお惣菜を買ってきたことがあって、ここで温めるのに使わせてもらった。
2Fにあった自販機で氷結のグレープフルーツを買っちゃった。
製氷機の氷もいただいて、部屋に持って帰って飲むことに。
自販機あるのいいな。
わざわざ外へ出て買いに行くよりも楽だし。
単純にホテルの自販機で買うという体験が、ちょっと贅沢をしているみたいで面白そうだったからでもあるけれど。
製氷機の氷は、四角くて大きめの氷だった。
大きめの方が氷の粒が口に入らずに、お酒だけを味わえるからいいね。
プラカップに入れて飲めるのもいい。
野球場とか野外イベントのお店で出てくるお酒みたいな雰囲気があって、楽しいイメージが湧いてくるし。
宿泊料金
宿泊料金は2泊で11,833円だった。
1泊当たり5,916円ほどという計算になる。
宿泊した時期が5月の連休に入り始めたことを踏まえると、都内で宿泊するビジネスホテルとしては手頃な値段設定と言える。
東京駅から徒歩10分以上とやや離れていることも、手頃となっている要因か。
宿泊料金は割引きもあったので、以下に内訳も示しておく。
●宿泊料金の内訳
基本料金:12,456円(2泊分)
Booking.comの割引:-623円
合計:11.833円
まとめ・感想
ホテルは東京駅からはやや離れた立地ということもあってか、周辺の人通りは少なく静かな場所で、休息をとるのには適した環境になっていると思った。
客室は広さが限られていたけれど、机に収納できる引き出しが何箇所かあったことから、持ち物をある程度整理することができた為、そこまで手狭に感じずに過ごすことができた。
トイレ・洗面台は清潔感があり、スペースも広く取られていて安心して使うことができた。
シャワー室の狭さは、人によっては気になるかもしれない。
でも歌えばなんとかなる。
朝食はビュッフェ形式で料理のラインナップも豊富。
クオリティも高く、どの料理を食べても美味しかった。
日本橋や銀座へ歩いて行ける立地は魅力的。
総合的には居心地が良く、遊びに行くための拠点とするのにも便利で、良いホテルだなと思った。
アクセス
・住所
〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目11−1
・アクセス
JR線「東京駅」八重洲中央口から徒歩11分
都営地下鉄浅草線「宝町駅」A6出口から徒歩2分
東京メトロ銀座線「京橋駅」4番出口から徒歩3分
・ホテルの公式サイト